作り手が最も信用してはいけない言葉は、「おまかせ」
美容師にしろ、デザイナーにしろ、主婦にしろ、
作り手はその言葉を簡単に信じてはいけない。
作り手が「おまかせ」って言われたら、
『なんでもいいって事だよね! 私の自由にしていいって事だよね! 後で文句言っても知らないよ!』
という意味で受け取ると思う。(それで案の定、後で文句言われて愕然とする。)
でも「おまかせ」って言った側の気持ちをもっと詳細に説明すると、多分こう。
『考えるのも面倒だし、見当も付かないけど、
アナタの力量と読心術と観察眼を全面的に信じてるから、
それ相応もしくは期待以上の結果出してね!』
・・・そう言われたら多分不公平感とプレッシャーで断ると思う。
それを簡単に引き受けてくれそうな言葉に変えてくれる魔法の言葉。
「おまかせ」
この誤解を解くには、月並みだけど沢山コミュニケーションとるしかない。
例を3つくらいあげるとか。
言葉を変えれば、信頼されてるんだな~とやる気を出すかもしれない。
ともに悩み、ともに歩み寄り、ともに納得のいく答えを出す。
そうすればお互い素晴らしい関係を築き上げていけると思います。
…………そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
そんな会話すら億劫という現実
嫁「今日の夕ご飯何がいい?」
夫「まかせる」
嫁「解った」
・・・
嫁「今日は生姜焼きです」
夫「昼も生姜焼き定食だった」
嫁「そうだったんだ・・・ごめんね(先に言え)」